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公開:2024.6.11 公開:2024.6.11

忙しい家庭でも大満足の時短レシピのコツ

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毎日忙しくても家族においしい料理を作りたい。そんな家庭にとって時短レシピは強い味方。今回は、時短レシピを叶えるためのコツを紹介します。便利な家電や調理方法を取り入れて、家族の満足度をアップさせましょう。

料理は時間をかけて作るもの?

家族の健康を支えるのが料理。できれば手作りをしたいもの。でも仕事に家事、育児毎日てんやわんやで少しでも時間を節約できるならしていきたいですよね。

家事の中で食事に関わる時間が最も多い

総務省統計局の調査によると、一週間のうちに最も多く時間を割いているのが男女ともに「食事の管理(料理や食器洗い)」が最も多くなっています。食事は毎日するものなので、料理にかける時間が多くなるのは当然といえます。

出典:総務省統計局 令和3年社会生活基本調査

次に料理にかける時間を見てみましょう。

「食事の管理」を見ると、女性は1時間18分、男性は14分、その差に1時間ほどの差はありますが、家事をしているその時間のほとんどが料理に費やされているのです。

出典:総務省統計局 令和3年社会生活基本調査

時間をかけて作ることだけが愛情じゃない

料理にかける時間を減らしたいと思いつつ、お惣菜を買ったり、冷凍食品やレトルト食品を使ったりするのも、なんだか愛情が感じられないと思って罪悪感を抱いてしまうのではないでしょうか。でも、全てを手作りすることだけが愛情ではありません。愛情とは、相手を思いやること。お惣菜や冷凍食品、レトルトでも、栄養を考えて選んだりしていることは立派な愛情ではないでしょうか。

そして、1日の時間は限られているので、時間を上手に使って心にゆとりを感じられる暮らしができるよう、料理にも時短テクを取り入れていきましょう。

下ごしらえで時短する

料理を作るには、まず下ごしらえから始めなければいけません。食材を切ったり洗ったり、一つひとつの作業は意外と時間がかかるものです。そんな下ごしらえの時短テクを紹介します。

フードプロセッサーやブレンダーで時短

野菜のみじん切りは時間もかかるもの。家族の人数が多ければ、それだけ多くの野菜をみじん切りしなければいけません。そんな時に便利なのがフードプロセッサーやブレンダーです。野菜をざっくり切って入れるだけであっという間にみじん切りが完成します。ハンバーグなどであれば、みじん切りした後に一緒に混ぜることもできるので、手が汚れることもなく、料理の段取りもスムーズにできます。さらに、料理のレパートリーも広がるなど、メリットもたくさんあります。

今は100円ショップでも手動のフードプロセッサーが購入できるので、気軽に家事に取り入れられます。

電子レンジで時短

電子レンジは料理を温めるだけでなく、料理の下ごしらえにも大活躍します。ジャガイモやサツマイモ、ニンジン、ダイコンなど、火の通りにくい野菜はあらかじめ電子レンジで熱を加えてから調理をすると、火が通るまでの時間を節約できます。また、カボチャなど硬い食材も最初にレンジで熱を加えると、切りやすくなって時短になります。

電子レンジで下ごしらえをすると、その時間を洗い物や他の料理を作るなど、時間の有効活用ができるのもメリットです。

また、食材と調味料を一緒に入れて調理をする、レンジ専用の調理器具も多くありますので、それらを活用して、ラクにおいしく時短料理を作りましょう。

野菜はあらかじめカットして時短

料理に使う野菜は、週末などにまとめてカットしておき、冷蔵・冷凍保存をしておきましょう。使いたいときに必要なだけサッと取り出せるので、大きな時短になります。あらかじめカットしておくことで、料理の際にまな板と包丁を出すこともなく、洗い物も減らせます。また、野菜と肉や魚と調味料を一緒にいれて、下味をつけた状態で保存しておくと、後は火を通すだけで料理が完成して、素早くご飯の準備ができます。

 

調理時間で時短する

調理方法や料理の工程でも時短ができます。便利な料理家電を使ったり、時短のコツを紹介します。

ほったらかし家電で時短

自動調理鍋や電気圧力鍋、炊飯器、スロークッカーなど、今は便利な調理家電が多くあります。タイムパフォーマンスを考えるのであれば、調理家電の導入も時短のコツです。食材と調味料をセットして、スイッチを押して、後は待つだけ。待っている間にスープを作ったり、ほかの家事をしたりなど、時間を有効活用できます。

フライパンひとつのワンパン調理

カットした野菜や肉など、1つのフライパンで同時に調理をすることで、時短だけでなく、水道光熱費の節約にもなります。例えば、みじん切りした玉ねぎを炒めたら、フライパンと玉ねぎが冷めてからミンチや調味料を入れて、フライパンで材料を混ぜます。そのまま成形して焼けば、ハンバーグの完成。洗い物はフライパン一つです。また、今は仕切りが付いたフライパンもあるので、卵を焼きながら、ソーセージを焼いたり、野菜をいためたり、朝のお弁当作りにも役立ちます。

作り置きで時短

週末など時間があるときに、おかずを作り置きしておくことで、平日の料理の手間をグンと減らせます。また、あと1品ほしいと思った時に温めるだけで完成。

週末にまとめて調理するなんてできないという人は、下味をつけた食材を冷凍保存袋に入れて、冷凍しておきましょう。朝に夜ご飯で食べる分を冷蔵庫に移しておけば、仕事から帰った時には程よく解凍され、後は焼くだけで料理が完成です。

 

本やインターネットを活用する

時短料理の情報はあふれるほどあります。本やインターネットも活用して、時短料理をしていきましょう。

本は料理そのものだけでなく、さまざまな情報が取り込める

料理本に書かれている内容は、レシピだけではありません。食材の栄養や料理の情報、著者の暮らし方など、さまざまな情報が詰め込まれています。そうすることで、暮らし全体の参考にすることもできるのです。また、「1か月の献立」、「節約」、「時短弁当」など、目的に合わせた情報が1冊に詰め込まれているので、自分の暮らし方や好みに合わせた本を選ぶことができます。本なら、図書館を利用すれば無料で貸し出しできるので、いろんなレシピ本を借りてみて、料理のバリエーションを増やすのにも役立ちます。また、本をキッチンに持ち込みたくない、本はかさばると思われる人は、電子書籍で探してみるのもいいでしょう。

インターネットはレシピの宝庫

インターネットの利点といえば、検索してほしい情報を素早く見ることができるという点です。家にある食材でレシピを検索したり、調理時間で検索したりできるのがメリットといえます。レシピのサイトでも、プロが作ったレシピを掲載するサイトから、一般の人からの投稿型のサイトもさまざま。サイト上でコミュニケーションを取ることもできたり、メリットが多いものです。

「時短 レシピ」と検索するだけで迷ってしまうほど、山のようにアイデアレシピがたくさん出てきます。料理のレパートリーも広がり、時短テクの知識も付けられます。

まとめ

毎日の料理は積み重なれば時間は膨大にかかっています。さまざまなアイデアを取り入れることで、忙しい毎日でも家族が喜ぶ料理が叶います。時短レシピで家族時間をもっと増やして、ゆとりのある暮らしに役立ててください。

 

原稿/編集部

 

<参考サイト>

総務省統計局 令和3年社会生活基本調査

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